完治する為に必要なこと|双極性障害を詳しく解説|躁状態やうつ状態の対処法
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双極性障害を詳しく解説|躁状態やうつ状態の対処法

完治する為に必要なこと

レディ

適切な治療と周囲の援助

双極性障害は、うつ状態と躁状態を繰り返す精神疾患である。精神疾患の中でも気分障害に分類される。うつ病はうつ状態だけが起こるのに対し、うつと躁の両方を繰り返すことから双極性障害と言われている。原因や要因は未解明であり、ストレスは疾患の誘因にはなりうるが、どちらかというと身体的側面の強い病気であると考えられている。適切な治療を怠ってしまうと、症状が起こる間隔が短くなっていき、急性交代型と言われる年4回以上症状が発生してしまう状態に移行していってしまう。こうなると最も有効な治療手段である投薬も効きにくくなってしまう場合もある。また、双極性障害は患者だけが対処すればよい疾患ではないことも念頭に置いておくべきである。患者本人だけではなく家族など周囲の人のサポートも必須である。うつ状態の時の対処と躁状態の時の対処とでは異なるので、それぞれの状態にあった対応をすることを心がけることが必要である。患者自身は回復期に入ってくると、必要以上に頑張ろうとしたり、逆に不安が強くなったりすることが多い。ここでも周囲のサポートと適切な対応が必要である。ここで手を離してしまうのではなく、最後まで患者に寄り添う姿勢が大切である。

患者自身は気付きにくい

双極性障害は躁状態のレベルにより2つに分類される。1つは躁状態になるパターンである。躁状態になると多弁になったり、誇大妄想を持ったりするので、社会的信用を失うような行動を取りやすい。激しい躁状態になるので、入院治療が必要である。もう1つは軽い躁状態になるパターンである。これは元気がよく明らかにハイな状態であることが分かるパターンである。両方のパターンとも、患者本人は困った感を何も感じていない。逆に周囲が患者に振り回されてしまうのだが、患者本人はそれにすら気付けないという状況になる。また、双極性障害における躁状態とうつ状態の期間の長さを比較すると、うつ状態である期間の方が長いことが多いため、患者自身が医師に躁状態のことをうまく伝えきれずにうつ病と診断され的確な投薬や治療を受けられないケースも起こりやすい。症状が治まってから次に症状が出るまでの間は5年程度の間隔があり、その間は全く健全な状態で過ごすことができるのだが、実はこの期間に適切な治療を続けられるかが完治に向けた重要な取り組みになる。主として投薬による治療になるが、あわせてカウンセリングなどの心理療法も併用することもできる。

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